2000年秋季企画展「蘇る高麗・李朝の美」2000年10月6日(金)~12月24日(日)
開催にあたって
高麗と朝鮮王朝の時代はおよそ1000年間に及ぶ。この二つの王朝の特色を一言で言うならば、高麗は贅を尽くした王朝、そして朝鮮王朝は倹約を美徳とした王朝であったといえるだろう。高麗・李朝の美術品はそうした時代の象徴ともいえるのである。 このたびの特別展では、盗難(1998年)にあいながらも無事に戻ってきた美術品を中心にして、そうした時代を展望し、再び「高麗・李朝の美」を鑑賞していただくことを願うものである。開館情報
■会 期 | 2000年10月6日(金)~12月24日(日) |
■開館時間 | 午前10時~午後5時 ※入館は午後4時30分まで |
■休館日 | 毎週月曜日、但し祝日と重なる場合は翌日休館。 |
■入館料 |
一般500(400)円、大高生400(320)円、小中生300(240)円
( )内は20名以上でご来館の団体割引料金です。 |
■主な出展品 |
・青磁象嵌菊花宝相唐草文高脚杯(13世紀)【盗難被害品】 ・粉青沙器刷毛目碗(16世紀)【盗難被害品】 など 総出品数約50点 |