2012年度 高麗美術館企画展 조선의 병풍―생활 속의 장식화 The Drama of Korean Paintings
朝鮮(ちょうせん)の屏風(びょうぶ)―暮(く)らしを彩(いろど)る絵画(かいが)演出(えんしゅつ)―
조선의 병풍-생활 속의 장식화-
The Drama of Korean Paintings
折り畳み、持ち運びのできる機能を持つ朝鮮の屏風(びょうぶ)・扇子(せんす)・団扇(うちわ)・掛軸(かけじく)に注目する展覧会。屏風は風を遮る用途のほか、婚礼や還暦の席でその場を盛り上げるための演出として使用され、祭祀の日には廟堂を描いた軸装絵画を掛けて礼拝するなど、さまざまな場面で役立てられました。
高麗美術館では開館以来、書画や刺繍作品の修復事業を進めてまいりました。収蔵する作品はすべての日本の中で集められ、朝鮮古来の形式とみられるものや日本式の屏風となっているものなど、それらは一様ではありません。このたびは修復によって明らかとなった朝鮮の屏風装のあり様も併せて紹介し、その歴史の一端を探ります。
また、朝鮮の書画を中心に、それらを支えてきた朝鮮紙にも焦点を当てます。古典籍や紙縒等の紙芸品約50点とともに展観できる貴重な機会です。
■会 期 | 2012年11月17日(土)~12月24日(月)、2013年1月8日(火)~1月27日(日) |
■開館時間 | 午前10時~午後5時 ※入館は午後4時30分まで |
■休館日 | 月曜日 |
■入館料 |
一般500円、大高生400円、中学生以下無料
※障害者手帳をお持ちのご本人と付添いの方1名まで無料。 |
■主な出展品 |
・刺繍花鳥図八曲屏風 ・文字図六曲屏風 ・耕織図八曲屏風 ・華角大輪扇 ・朝鮮本『進饌儀軌』、正祖 選『唐宋八子百選』 ・紙装二層箪笥 ほか |
■関連イベント |
《講演会》 ①「高麗美術館の朝鮮屏風―修復の現場から―」 2012年11月18日(日)13:30~14:30 ※終了しました
講師:馬場秀雄氏(吉備国際大学)
②「正倉院の屏風と新羅・百済の宝物について」
講師:菊地英恭氏(装潢家) ●講演会、ワークショップの申込みは電話(075)494-2238まで |