1998年度 高麗美術館研究講座 「高麗・李朝やきもの講座」③
日本に根強く愛好されている高麗と李朝のやきもの講座を昨年度に引続き開講いたします。中国と朝鮮の関わりに視点をあて、これまでとは違った新しい研究の成果をふまえつつ、やきものの魅力にふれたいと考えております。
※講師肩書は開催当時のものです。
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講座名称 | 第66回 高麗美術館研究講座 |
タイトル | 「唐・五代の中国陶器と朝鮮の焼きもの」 |
講 師 | 砂澤 祐子 先生 (五島美術館主任学芸員) |
日 時 | 1998年5月23日(土)/午後2時~3時30分 |
会 場 |
佛教大学四条センター 京都市下京区四条烏丸 京都三井ビルディング4階 ℡:075-231-8004 |
受講料 | 受講料:1,000円 高麗美術館会員はご招待 |
内 容 | 朝鮮半島産の青磁である「高麗青磁」の出現については、新羅末期の9世紀後半説・高麗 初期の10世紀説とがある。従来の研究をふまえつつ、「高麗青磁」誕生の歴史背景と、「高麗 青磁」に大きな影響を与えた唐末・五代の中国浙江省「越窯」の作品との比較検討から、あら ためて「高麗青磁」の成立の時期を考察する。 |
※講師肩書は開催当時のものです。
講座名称 | 第67回 高麗美術館研究講座 |
タイトル | 「元時代の中国陶磁と朝鮮の焼きもの」 |
講 師 | 片山 まび 先生 (東京大学朝鮮文化研究室) |
日 時 | 1998年8月22日(土)/午後2時~3時30分 |
会 場 |
佛教大学四条センター 京都市下京区四条烏丸 京都三井ビルディング4階 ℡:075-231-8004 |
受講料 | 受講料:1,000円 高麗美術館会員はご招待 |
内 容 | 麗元関係は支配・収奪の関係であった反面、朝中関係史においては稀に見るほど緊密な 関係でもあった。それは陶磁器においても同様であり、朝鮮王朝時代となっても深く影響を及 ぼしつづけた。このような麗元関係の特異性を、韓国での新発見資料、および最新の研究論 考の紹介を交えつつ、多角的に探ってみたい。 |
※講師肩書は開催当時のものです。
講座名称 | 第68回 高麗美術館研究講座 |
タイトル | 「宋時代の中国陶磁と朝鮮の焼きもの」 |
講 師 | 出川 哲朗 先生 (大阪市立東洋陶磁美術館学芸課長) |
日 時 | 1998年11月28日(土)/午後2時~3時30分 |
会 場 |
佛教大学四条センター 京都市下京区四条烏丸 京都三井ビルディング4階 ℡:075-231-8004 |
受講料 | 受講料:1,000円 高麗美術館会員はご招待 |
内 容 | 中国の宋時代の陶磁器は多種多様な優れたものが多くあり、各地で名窯とよばれる窯が生 産を競った。中でも、汝窯、耀州窯、定窯、磁州窯、龍泉窯などは造形、釉色などの点で大き な影響を周辺の窯や朝鮮半島の窯に与えている。 |
※講師肩書は開催当時のものです。
講座名称 | 第69回 高麗美術館研究講座 |
タイトル | 「明・清時代の中国陶磁と朝鮮の焼きもの」 |
講 師 | 今井 敦 先生 (東京国立博物館東洋課主任研究官) |
日 時 | 1999年2月27日(土)/午後2時~3時30分 |
会 場 |
佛教大学四条センター 京都市下京区四条烏丸 京都三井ビルディング4階 ℡:075-231-8004 |
受講料 | 受講料:1,000円 高麗美術館会員はご招待 |
内 容 | 朝鮮王朝時代の陶磁器は、中国からさまざまな形で影響を受けながら、独自の個性的な美 を生み出している。明・清時代の中国陶磁との異同を見てゆくことにより、朝鮮王朝時代の焼 きものの特質を探ってみる。 |
※講師肩書は開催当時のものです。