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研究講座


1993年 高麗美術館研究講座 「朝鮮通信使」①
高麗美術館開館5周年記念企画として、「朝鮮通信使」をテーマに12回の連続講座を開催します。
朝鮮と日本の交流の全体像に迫る試みとしたく考えております。


 講座名称   第30回 高麗美術館研究講座
 タイトル   「朝鮮通信使の行列絵巻」
 講  師   田代 和生 先生 (慶應義塾大学教授)
 日  時  1993年4月24日(土)/午後2時~3時30分
 会  場   佛教大学四条センター
 京都市下京区四条烏丸 京都三井ビルディング4階
 ℡:075-231-8004
  受講料  受講料:1,000円 高麗美術館会員はご招待
 内  容  高麗美術館が所蔵する“朝鮮人大行列図巻”八巻は、通信使行列を精確に描いた記録画と して名高い。全長100mに及ぶ長大な絵巻が、なぜ、誰によって描かれたのか。絵巻を生んだ 時代の背景とともに考えてみたい。

 ※講師肩書は開催当時のものです。


 講座名称   第31回 高麗美術館研究講座
 タイトル   「朝鮮通信使の歴史的意義」
 講  師   上田 正昭 先生 (大阪女子大学学長・京都大学名誉教授)
 日  時  1993年5月22日(土)/午後2時~3時30分
 会  場  佛教大学四条センター
 京都市下京区四条烏丸 京都三井ビルディング4階
 ℡:075-231-8004
  受講料  受講料:1,000円 高麗美術館会員はご招待
 内  容  慶長12年(1607)から文化8年(1811)におよぶ、朝鮮通信使の12回の来日は、江戸時代に  おける日朝関係史を多彩にしたばかりでなく、善隣友好の内実を具体化するのに大きく寄与し た。その歴史の実相を再検討し、あわせて雨森芳洲の思想と実践に何を学ぶべきかを、とも  どもに考えたい。

 ※講師肩書は開催当時のものです。


 講座名称   第32回 高麗美術館研究講座
 タイトル   「室町時代の朝鮮使節」~もうひとつの善隣友好の時代~
 講  師   仲尾 宏 先生 (京都芸術短期大学教授)
 日  時  1993年6月26日(土)/午後2時~3時30分
 会  場  佛教大学四条センター
 京都市下京区四条烏丸 京都三井ビルディング4階
 ℡:075-231-8004
  受講料  受講料:1,000円 高麗美術館会員はご招待
 内  容  江戸時代に先立つ室町時代は日朝関係が正式の外交関係をもったもうひとつの交隣の時 代であった。日本の国王使は60回余をかぞえ、幕府や諸大名の貿易船の往来も頻繁をきわ  めた。その実相の一端を京都を中心に紹介する。

 ※講師肩書は開催当時のものです。


 講座名称   第33回 高麗美術館研究講座
 タイトル   「朝鮮通信使の行路について」
 講  師   木村 至宏 先生 (大津市歴史博物館館長)
 日  時  1993年7月24日(土)/午後2時~3時30分
 会  場  佛教大学四条センター
 京都市下京区四条烏丸 京都三井ビルディング4階
 ℡:075-231-8004
  受講料  受講料:1,000円 高麗美術館会員はご招待
 内  容  江戸時代の最大の外交行事であった朝鮮通信使の行路は、漢陽(ソウル)から江戸までお よそ2,000㎞に及ぶ。とくに淀から彦根までの行路に残された遺跡と近江の朝鮮人道について 紹介する。

 ※講師肩書は開催当時のものです。